更年期で発生するしびれ!症状の原因や今すぐ出来る対策をまとめて紹介

手足の痺れがあると精神的にも不安になって、本当に辛いですよね。
実はその痺れ、更年期障害の症状かも知れません。

ここでは、更年期障害の痺れがどのようなものか、原因と対処方法をまとめました。
ご自身の症状と照らしあわせて、参考にして頂ければと思います。

更年期障害からくる痺れの特徴とは?

更年期障害からくる痺れの特徴は、手足に痺れご発生する、手足の感覚がなくなる、肌がぴりぴりする、自分の意思とは別に自然と手や指が動くといった特徴があります。

また、日常生活に影響がでる程に重いものではなく、しばらくすると無くなっていることがほとんどです。

痺れの種類とその症状

痺れは、大きく分けて感覚低下、運動麻痺、異常感覚の 3つの種類があります。
まず、感覚低下は痛みや冷たい感覚を伴う痺れで、外から触れた感覚が鈍い、あるいは全く感じないといった痺れの事をいいます。

次に運動麻痺は、自分が思った通りに手足が動かない、あるいは動かしにくい、力が入らないなど、筋力の低下にも似た症状の痺れです。

最後に、異常感覚は何もしていないのに手や足のジリジリ・チクチクといった異常な感覚がでる痺れの症状で、動いたり皮膚に触れた場合に発生する事もあります。

これらの痺れの症状は、日常生活でも発生し、また更年期障害だけでなく様々な病気が痺れを引き起こすなど、その原因はさまざまです。

次の項目では、自身の痺れ特に心配ない痺れ、すぐに医師に診てもらったほうがよい痺れに分けて、それぞれどのような特徴があるのかについて紹介します。
ご自身の痺れが、どれに該当するかを確認する事で、不安を少しでも解消して頂ければと思います。

日常生活で発生する痺れ

ここでは、特に対処が必要ない、あるいは直ぐに対応しなくても問題ない痺れを紹介します。

部位が下敷きになったなどで発生する痺れ

寝ているときに痺れている部位が体の下敷きになっていることで発生する痺れで、圧迫されるという外的要因により血流が悪くなるという理由で発生します。

痺れの原因(圧迫されているもの)を解消した上で、しばらくそのままに放置しておくと、徐々にじんわりと治っていきます。

同じ動作を繰り返す事で発生する痺れ

同じ筋肉を使いすぎたり、神経の疲労や圧力によって血流が悪くなって起こる痺れです。原因となる同じ動作を止めて、体操を行うなどの別の動きをする事で治ってきます。

腕が肩から上がらず、痛みが睡眠にまで影響する痺れ

腕があ肩関節の老化による、いわゆる四十肩・五十肩の可能性があります。暖めることが基本的な治療法となります。

親指・人差し指・中指、手首に痛みがある痺れ

手根管症候群の可能性があります。腱鞘炎の一部で、手をよく使う職業の中高年の女性に多い痺れです。

以上に該当するのあれば、特に問題はありませんが、
直ぐに医師に診てもらう事をおすすめする痺れ該当する場合痺れを紹介します。

医師に診てもらったほうがよい痺れ

以下に説明する痺れの症状に該当する場合、更年期障害では無いものの、すぐに医師の診断を受けるようにしてください。

足のしびれや痛みに腰痛を伴う痺れ

椎間板ヘルニアや、変形性腰椎症、骨粗しょう症などの可能性があります。

左右一方だけの痺れ

特にマヒ、頭痛、めまい、ロレツが回らないなどの症状を伴う場合、脳卒中の始まりである可能性があります。

冷えると手の指が白くなる痺れ

レイノー病という、発作的に四肢の末端の血行に障害を与える病気の可能性があります。精神的緊張や寒冷をきっかけに、左右の指先が蒼白になり、冷感や痛みを伴う痺れとなります。

左右対称な痺れ

糖尿病が主な原因ですが、化学物質や薬物、栄養障害、妊娠などによっても発症する多発性神経炎の可能性があります。
これらの痺れに該当する場合は、すぐにでもお医者さんの診断を受けて適切な対処をしていただく事をおすすめします。

なお、更年期障害による手足の痺れの症状と似たものに慢性関節リウマチの手の「こわばり」があり、徐々に悪化して行くというのが特徴です。

更年期障害の痺れの原因とは

それでは、どうして更年期になると痺れの症状が発生するのでしょうか。

更年期は閉経前後の5年間の間の事をいいますが、この頃、卵巣から分泌されている女性ホルモンのエストロゲンが極端に現象することで、ホルモンバランスが崩れて様々な影響を及ぼします。

エストロゲンが不足してくると、血流を調節している自律神経が乱れてしまいます。すると、血の巡りが悪くなり、手足が痺れるといった症状がでてきます。

また、エストロゲンが不足すると皮膚が薄くなり、乾燥しやすく、また、刺激に敏感となりますので、痺れ
を感じやすくなるのです。
さらに、エストロゲン受容体と呼ばれる関節にあるエストロゲンが減少した結果、関節に腫れが生じて神経に触ることで痺れを引き起こします。

更年期障害による痺れへの対処方法

更年期障害への痺れが発生した場合に、すぐにできる対処方法はあるのでしょうか。
家庭でもできる対処方法をいくつかまとめましたのでご紹介します。

適度な運動やマッサージをする

エストロゲン不足による血行不良が原因となりますので、血行状態が良くなれば痺れも緩和されます。

ウォーキングや体操などを行い、痺れの発生している場所を軽くマッサージすることで、血流が良くなり、痺れの緩和が期待できます。

また、更年期になる年齢ともなると、一般的に運動不足になる傾向があります。
普段から適度な運動を心がけ、血流の状態を良くしておくことで、痺れが発生しにくい状態を作ることも大切です。

半身浴を行う

半身浴を行うことで、体内部の温度が高まり、血管が広がって血流がよくなり、痺れを解消させやすくします。

半身浴は、普通にお風呂に入るよりも長時間入れて、じっくりと体の内部から温めてくれますので、血流が良くなる効果がより期待できます。

ビタミンEを多めに摂取する

直接的な効果ではなく、そもそも痺れの発生を予防する方法となりますが、ビタミンEを摂取する事が、更年期障害による痺れを予防します。
ビタミンEは、アーモンドなどに多く含まれており、女性ホルモンの分泌バランスを整える効果があるとされています。

エストロゲンが不足することによって引き起こされるホルモンバランスの崩れを整えることで、更年期障害の症状を抑えてくれる成分として、近年注目されています。

また、ビタミンEはホルモンバランスを整えるだけではなく、毛細血管を広げる効果があるとも言われており、痺れの緩和に対して大いに期待する事ができます。

酷い場合には医療機関への受診を

更年期障害による痺れについて、その特徴や対処方法、他の痺れの特徴を交えてまとめてみました。
医師に診て貰った方がよいしびれに該当される方は当然ですが、更年期障害による痺れの場合でもあまりに酷い場合には、医師に相談して適切な対応をして頂ければと思います。

ここまで読んでいただいて、自分の痺れがどういうものかを知る事で、少しでもご自身の精神的な不安が解消されていれば幸いです。