更年期の生理異常は自分の状態をよく見て焦らないでゆっくり対処を

更年期障害とは女性が閉経するときに、女性ホルモンが乱れることによって起こる体の不具合のことをいいます。
その中でも生理異常は、気づくきっかけとなったり、わかりやすいサインでもあります。
ここではその生理異常について解説していきます。

誰にでも起こりうることですので、まずはしっかり理解して対処していくことが大切です。

生理異常の症状とは

生理異常とは、生理が頻繁に起きたり、もしくは感覚が開いてしまったり、量が多い少ないなど、生理の異常全般なことを言います。
更年期障害は女性ホルモンのバランスが乱れることから起こりますので、生理異常が起こる可能性が十分にあり得ます。

過多月経

生理の出血の量が多いことを過多月経と言います。
自分の生理の出血の量が多いかどうかは他人と比べることがありませんのでわかりませんが、レバーなどの塊で出血している人は要注意です。

昼間でも夜用のナプキンで何度も変えることになったり、貧血になるほど出血しているとなると通常より出血の量が多いことが考えられます。

出血が多いことで生理がなかなか終わらないことがあります。
通常の生理は3日から7日くらいとなりますが、10日以上何カ月も続くようでしたら過多月経のことも考えられます。
更年期障害は、女性ホルモンのバランスが悪くなり、減ったり増えることで出血が増えてしまい、過多月経が起こる場合があります。

過少月経

過少月経は、生理の通常の出血量が少ないことによっておきます。
通常の生理の期間は3日から7日程度と決まっていますが、3日以内で終わってしまうことを言います。

更年期障害でも女性ホルモンの量が激減して、出血が少なくなることも考えられます。
また無理なダイエットなどを繰り返し、栄養不足が重なって、貧血気味になり過少月経になることもあります。

頻発月経

頻発月経とは、通常なら25日から38日周期で来る生理の感覚が短くなって、一か月に何度も生理が来る状態のことをいいます。

更年期障害では、女性ホルモンの量が少なくなり、生理や排卵までの期間が短くなったり、排卵から生理までの期間が短くなることも考えられます。

そのことにより生理周期が短くなり、何度も生理が起こる状態になります。
更年期障害になって一か月に何度も生理が来る状態になる人もいますので、ずっと生理中という状態になる人もいます。

稀発月経

稀発月経とは、通常なら25日から38日周期で来る生理のはずが、なかなか来ることをしないで40日以上かかっても来ない生理のことをいいます。

生理は排卵するまでに女性ホルモンのエストロゲンの分泌が増えて排卵が起こり、排卵から生理までは黄体ホルモンのプロストロゲンを分泌し内膜の厚さを維持しています。
更年期障害になると、ホルモンの分泌がゆっくりになったり十分に分泌されないことで、時間がかかることがあります。

そのことにより排卵がなかなか起こらないか、黄体ができあがらないことで、生理がなかなか来ないという状態になります。
もともと生理周期が長めな人はあまり気にならないかもしれないですが、定期的に来ていた人は異常を感じやすいです。

無月経

閉経して生理が無くなったと思うときもありますが、無月経ということも考えられます。
卵子が成長して排卵するまでのエストロゲンが十分に分泌されないことで、排卵されないで生理が起こらないことがあります。

女性の身体はストレスにも弱く、ストレスで排卵が起こらないこともあります。

更年期障害では、閉経の可能性もありますが、女性ホルモン不足やストレスなどで無月経になってしまうことも考えられます。

更年期障害で生理異常がおこるわけ

更年期障害は女性が閉経に向かうときにおこるホルモンバランスの変化によって、身体や心に不具合を起こす全般のことを言います。

生理は、女性ホルモンのエストロゲンとプロストロゲンが分泌されてその増減を繰り返していくことで起こります。

卵子が大きくなって排卵するためのエストロゲンの増加や、本来ならば受精卵になり卵が着床しやすくなるために厚くなるたの子宮内膜を維持するためにプロストロゲンが分泌されています。

更年期障害は女性ホルモンの分泌が減っていきますので、そのどちらもがうまく作用しにくくなり、生理に乱れが起こるようになります。

量が変わることや周期が変わっていくことで乱れていくのです。
女性ホルモンはそのバランスをとりながら生理が起こる仕組みとなっています。
どちらがうまく作用しなくなるとバランスも崩れますので、うまくいかなくなってしまうのです。

更年期障害への生理異常の対処法

女性の身体は敏感でほんの少しのことでくるってしまったり、ストレスを感じることで生理周期がおかしくなることはよくあることです。

ですからまず、生理異常が起こった時はしばらく様子を見て元に戻らないか確認しておくことです。
しばらくして戻ってしまえば問題はありません。

それが長期的に長く続くことで初めて問題となり向き合うになります。

食事の管理

自宅ですぐにできることの一つに、食事の管理が挙げられます。
足りなくなってきている女性ホルモンを増やすことが目標です。
女性ホルモンに代わると言われている大豆イソフラボンは、大豆食品に含まれています。

豆腐、味噌汁、納豆など日本人になじみのある食品ばかりです。
これらを無理のない程度に毎日続けるようにしていきます。

きな粉などを牛乳やヨーグルトに入れて食べるのもヘルシーで女性は食べやすいです。

適度な運動や睡眠をとってストレスを溜めない生活を

更年期障害は女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が乱れることとでさまざまな不具合が起こります。
ですから日光を浴びて適度な運動をしたり、睡眠をとって疲れを溜めないことは大切なことです。

規則正しい生活は自律神経を鍛え、整えていきます。
またストレスは生理周期の乱れには大敵です。

規則正しい生活を送って、暴飲暴食を控えながら、たまには好きなものをたべてリラックスしたり、好きなことに時間を使うことでストレスは軽減されていきます。
更年期障害が起こる年齢の女性は、仕事に家事、育児などとても忙しい世代です。

無理しないで時には誰かに頼ったり、たまには外食をして休みの日を作ったりして生活の中で工夫をしていきます。
ストレスやイライラは周囲の人に悪影響です。

更年期障害の生理異常の対処とは

生理異常は生理がある女性なら誰でも一度は経験があるポピュラーな状態です。
更年期障害か見極めるにはまずはしっかりを様子を見て、どのように自分がおかしいか判断していきます。

女性ホルモンが減少したり、そのことでバランスが崩れていくと、生理に異常が生まれることはよくあることです。
まずは落ち込んだりもしないで、状況を冷静に判断して、自宅でできることから始めてみるのもよいです。
忙しい世代の女性は自分の身体を構うことをしないで、あまりケアしていないことも多いです。

家族中心になってしまって、自分のことは後回しになっていることもあります。
まずは、食事や生活習慣をしっかり整えて、ストレスフルな状態を避けていって、自分の身体に変化が起きないか判断していくことです。

そのうえでダメなようなら病院への受診が必要になってきます。